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□「原数値」「指数」「季節調整値」

経済指標を見ていく上で知っておきたい事。
それは、各指標で使われているデータの種類です。

データの種類を理解しないままに指標を見ていますと、
結構勘違いをしたりする事が多いですので、
「この指標は、どういうデータの種類なのか」をしっかりと理解した上で確認をするようにして下さいね。

【経済指標を見るときの、データの種類】

■原数値

データに全く調整をかけていない、生データのことです。
ある意味で一番正確なデータではあるのですが、過去との比較を考えると、ちょっとわかりにくい数値でもあります。

例えば物価を個別に見た場合。
プラズマテレビが1台20万円で、ペン1本が100円だったとしましょう。
もしも、翌月に物価が急上昇して、プラズマテレビの値段が22万円でペンが110円になったとしますと、
原数値で言えば、テレビは+2万円。ペンは+10円。

それぞれ1割増しですが、この「1割」という数字は原数値では出てきません。
単純に「+2万」と「+10円」という表示しかされません。
これだけ見ると、プラズマテレビがすごい値上がりをしたように見えてしまいますが、実際にはどちらも+10%です。

こういう表示の仕方をしますので、比較にはあまり向いていない数字とも言えるでしょう。


■指数

データの数字の比較をするための表示方法です。
先ほどの例で言えば、プラズマテレビもペンも「+10%」と表示されます。
元の数字は見えませんが、過去との比較をする時にとても役立つ表示方法です。

外国為替取引では、過去との比較が重要になってきますので、
この表示方法の数字を見る事が多くなるでしょう。

基本的には昔の基準点となる数字があり、それに対して「+何%」「-何%」というような表示方法をしています。


■季節調整値

これがちょっとわかりにくいかも知れませんね。
例えば、チョコレートやビールのように、ある季節だけバカ売れし、それ以外の季節はあまり売れないような商品がありますよね。

こういうものの場合、例えば2月のチョコレートの売上が前月の倍になっているからと言って、
チョコレートの市場そのものが2倍に成長した訳ではありません。

単に生活習慣の上で、この時期だけ増えているのであって、市場(マーケット)そのものが大きくなったかどうかはわかりません。
これを、ある統計手法を使って調整し、季節の影響を無しにして、実際に市場が大きくなったのか小さくなったのかを測定した数字が「季節調整値」です。

これは結構便利なもので、季節による影響を無しにして見られるので、ブレが少ない形になるのですね。
ちょっと耳慣れない言葉ですが、FXで冷静なトレードをするときには
必ず必要になる方式ですので、ぜひとも覚えておいて下さいね。




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