重要な経済指標の三つ目。
それは「物価」です。
物価というのは、その名の通り、物の値段を表す数字の事です。
どこの国でも、必ず輸入と輸出がありますので、同じものを国内で販売するのであれば、企業は安い所から物を調達し、国内で売る事を考えます。
例えば、日本で生産したカバンは原価が1万円。
中国で生産したカバンは原価が2000円。
物としてはどちらも同じ。
こういう状況であれば、どの企業もまずは中国から輸入して
国内で販売しようと考えますよね。
つまり。
物価が安い = 外国への輸出が増える =通貨高になる
という方式が成り立つのですね。
こうした物価の状況を確認するには、各国で発表される
「消費者物価指数(CPI)」と「生産者物価指数(PPI)」をチェックする事がポイントです。
■消費者物価指数
消費者物価指数とは、物が店頭で販売されている価格をまとめた数字です。
金額ではなく、指数で表示されていますので、過去からの変化が非常に見やすいのも特徴ですよね。
日本の場合は、2000年の平均値を100として、そこからの変化を指数で表しています。
■生産者物価指数
生産者物価指数とは、物やサービスが生産される段階での物価を示しています。
こちらも同じく、指数で表示されています。
日本の場合は、「企業物価指数」という名前で出てますので、ご注意を。
どちらも、大体はどの国でも同じ名前で表示されていますから、
国際的な競争力はどこの国が強いのかを、数字でしっかりと把握しておきましょう。
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